インサイダーゲームはお題あての正体隠匿ゲームです。
マスターだけしか知りえない情報が何かをみんなで当てるゲームですが、実は一人だけそれを知っているのがインサイダー。自分が内通者だとばれないように適切な質問をして庶民に答えを導かせましょう!
インサイダーゲームのゲーム情報
プレイ人数 | 4~8人 |
プレイ時間 | 10分程度 |
ジャンル | 正体隠匿、お題あて |
難易度 | ★★☆☆☆ |
インサイダーゲームの説明!
内容物
・お題カード:42枚
・役割カード:8枚(マスター、インサイダー、庶民×6)
・砂時計:1個(5分)
勝利条件
勝利条件は自分の立場によって変わります!
・インサイダー:最終投票で自分がインサイダーとバレなければ(他のプレイヤーをインサイダーと思わすことができれば)勝利
・庶民・マスター:最終投票でインサイダーを特定できたら勝利
準備
1)遊ぶ人数に応じて役割カードの枚数を調整します。
(マスター×1、インサイダー×1、あとは庶民です。)
2)お題カードを中央にシャッフルし裏向きに置きます。また、役割カードもシャッフルして配り、自分の役割を確認します。
マスターを引いた人は表にして名乗り出ます。
3)マスターは場を仕切る必要があります。以下のように進めるといいと思います。
「では今回のお題を確認するので、全員目を閉じてください」
「ではお題を確認します。」
マスターはお題カードの一番上をめくって表にします。
山札の次のカードの数字(今回は1)と、今表にしたカードに書かれているもの(1なので幽霊)が組み合わさって今回のお題になります。
確認したらその旨を伝えます。
「今回のお題を確認したのでマスターも目を閉じます」
「では、インサイダーの人は目を開けてお題を描く二人してください」
(※役割カードは表にする必要はありません。)
インサイダーはその場で目を開け、お題を確認します。なるべく音などは立てないようにした方がよいでしょう。
この時、マスターは適当に話をしながら5秒くらい数えてあげると親切です。
「インサイダーさん確認していますか?5秒数えるのでお題を覚えてくださいね。5、4,3、2、1、0」
「ではインサイダーさんも目を閉じてください。」
「マスターがもう一度目を開けます。」
マスターはお題カードを裏向きにして元に戻し、その上に自分の役割カードを乗せます。
これが終わったら全員に目を開けてもらいます。
「では準備ができましたのでみなさん目を開けてください」
ここから砂時計をひっくり返してゲームはスタートとなります。
ルール
1)協力パート
砂時計が落ちるまでに、庶民とインサイダーはマスターに質問し、答えに辿りつかなければいけません。落ちきっても答えが出なかった場合は全員が負けとなります。
質問は自由ですが、マスターは「はい」「いいえ」「わからない」でしか答えることはできません。
今回のお題からは庶民orインサイダーの誰かが「それは幽霊ですか?」という質問に対して「正解です」となったところで協力パートは終了です。
インサイダーは答えをしっています。つまり一番最初から「それは幽霊ですね?」と質問すれば正解します。
しかし、それだと自分がインサイダーであることが分かってしまいます。そのため、話の流れから自然にその質問に辿り着けるように導く必要があります。これが難しくも面白いところです。
2)対決パート
正解がでたらすぐに砂時計を裏返します。残った時間でインサイダーが誰かを見つけなければなりません。
つまり、正解に行くのが早すぎるとインサイダーを見つける時間が短くなってしまいます!この話し合いはマスターも参加します。急に答えに近づいた質問があったなど質疑を思い出しながら絞り込んでいきましょう
対決パートでは砂時計が落ちきった後に以下の手順で投票をします。
「それは幽霊ですね?」
と最後にお題を当てたプレイヤーがインサイダーなのかを投票します。投票は挙手性で、マスターも入ります。
1)表になったカードがインサイダーの場合
【手を挙げた人数が過半数】
庶民側の勝ちです
【手を挙げた人数が過半数以下】
インサイダーの勝ちです
2-1)表になったカードが庶民の場合
【手を挙げた人数が過半数】
インサイダーの勝ちです
【手を挙げた人数が過半数以下】
再投票(ルールでは全体投票という言葉を使っています)をします。
2-2)全体投票
インサイダーが誰かを一斉に指さします。
【最多獲得票が一人だった場合】
その人の役割がインサイダーであれば庶民側の勝ち、庶民であればインサイダーの勝ちです。
【最多獲得票が複数人だった場合】
「それは幽霊ですね?」と最後に正解を当てた人が誰がインサイダーかを決めます。
その人の役割がインサイダーであれば庶民側の勝ち、庶民であればインサイダーの勝ちです。
実際に遊んでみて
ゲームとしてはとても面白く、好きな部類のゲームです!大人数(最大8人)でも遊べるのも魅力的です。人数多い方が楽しゲームかな?
大きい範囲からだんだんと絞り込んでいくことで答えには近づいていきます。正解を出せたときはとても気持ちいのです…が、それはインサイダーの手の打ちで踊らされている場合もあります。
庶民の質問が消極的すぎるとインサイダーの負荷が上がってしまいゲームバランスが悪くなってしまうところが難しいですね。
答えが何なのかを探し出していくポイントとして、特徴をあぶりだしていくことが重要です。
①大きさはどれくらいか / ②どこにあるのか? / ③ものor概念なのか? / ④色は? / ⑤値段は? などがあるとだいぶ絞ることが出来ます。
例えば
①「それは手のひらに収まりますか?」「それは自動車より大きいですか?」
②「それは東京(または今自分が住んでいる町)にいますか?」「それはこの部屋にありますか?」
③「それは生き物ですか?」「それは呼吸をしていますか?」「それは目に見えますか?」
④「色がついていますか?」「白がメインですか?」
⑤「100万で買えますか?」「10万で買えますか?」
といった感じに、いろいろな方向から質問をしていくとどんどん的が絞られてきます!