「チケット・トゥ・ライド」をレビュー!大きいボードで楽しく遊べる列車ゲーム!

チケット・トゥ・ライドは都市から都市へと路線をつなげて点数を競うゲームです。

ボードゲームの中では昔からある定番ゲームで、様々な国をテーマにした拡張が出ております。(なんと日本もあります)

今回は一番初期であるチケットトゥライドアメリカを紹介します!

チケット・トゥ・ライドのゲーム情報

プレイ人数 2~5人
プレイ時間 60分~90分程度
ジャンル 手札管理
難易度 ★★☆☆☆

チケットトゥライドの説明!

内容物

・ボード:1個

・列車コマ:240(5色各48個(予備品含む。ゲームで必要なのは45個))

・列車カード:110枚

・乗車券カード:30枚

ボードは他のゲームと比べてもかなり大きいです!幅の広い机か床でやるとよいでしょう!

勝利条件

得点が一番高かったプレイヤーが勝利です。

得点方法はいくつかあります。

1)列車をつなげる

このように、ボード上にある路線に自分の列車をつなげます。

つなげた(使った列車の)枚数によって、得点を獲得できます。

列車数 1 2 3 4 5 6
得点 1 2 4 7 10 15

ですので、長い路線をつなげたほうが高得点を得ることができます。

2)目的地へ路線がつながる

目的地カードというカードがあり、これには二つの都市名とポイントが記されています。

この都市間を列車でつなぐことができれば得点となります。距離が長いほど高得点を得ることができます。

例えば、ロサンゼルス-マイアミは20点を得ることができます。

このように自分の路線でつなぐことができれば得点です。

ただし、ほかのプレイヤーも様々な都市間を路線でつないでいるので、自分が敷きたかった路線が敷けない可能性もあります。

もし、最終的に目的地をつなぐことができなかった場合はその点数分マイナスとなります!

3)最長路線を作る

一筆書きで、最も長くつなぐことができたプレイヤーはボーナスとして10点を得ることができます。

得点方法はこれだけですので、ボードの大きさにしては非常にシンプルなゲームとなります!

準備

準備は以下の通りです。

1)ボードを広げる

ボードを広げたら自分の色の丸い木のコマをボード外周の得点100(ここがスタート地点で0点になります。)のところに置きます。

2)各プレイヤーに列車駒を配布する(25個)

3)列車カードをシャッフルし、各プレイヤーに裏向きで4枚を渡す

これは列車カードの種類です。

8色+どの色としても使えるワイルドカード(虹色)があります。

4)残った列車カードは裏向きの山にし、場に上から5枚を表にしておく

5)乗車券カードをシャッフルし、裏向きで3枚を渡す

乗車券カードは受け取った3枚のうち、2枚以上を手札に残さなければなりません。

目的地が達成できるのか、乗車券カード同士で目的地が隣接していないか(1つの乗車券を達成すれば他も達成できる、他も路線がつなげやすい等)判断して手元に残すカードを決めます。

ルール

スタートプレヤーから時計回りでゲームは進行します。手番でできることは以下の3つのうち1つです。

1)列車カードを引く

場に出ている列車カードを引くことができます。

列車カードは路線をつなげるために必要なカードです。手札には何枚持っていても構いません。カードの引き方はいくつかあります。

① 場に出ているカードを引く

5枚出ているカードのうち1枚を引きます。1枚引いたら1枚補充をします。

ワイルドカードの場合は1枚しか引けません。

ほかの色のカードの場合、もう1回引くことができます。(場のワイルドカードは引けない。場のカードか山札の1番上)

② 山札の一番上を引く

山札の一番上のカードを引くことができます。その後、場のカード(ワイルドカード以外)か山札の1番上のカードを再度引くことができます。

ワイルドカードを引いたとしてももう1枚引くことができます。

注意点

もし、場にワイルドカードが3枚以上出てしまったら場のカードをすべて捨て札にして新たに5枚のカードを並べます。

2)路線をつなげる

例えばニューオーリンズからマイアミ(写真では途切れていますが右下のところです)をつなげる場合、赤い列車カードが6枚必要になります。

赤い列車カード6枚でもOKですし、ワイルドカードを混ぜてつなげても構いません。

列車カードは捨て札にし、敷いた路線の上に自分の列車コマを置きます。

その後、置いた列車の個数に応じてボードの外周にある得点駒を進めます。

いずれかのプレイヤーが路線を敷くと、同じ場所にほかのプレイヤーは路線を敷くことができません。複線化されているところはその数だけは大丈夫です。

注意点

1)伏線化された場所について

2~3人プレイの場合は伏線となっている場所は片方の路線しか使えません

2)無色の路線について

写真のように、グレー(無色)の路線は好きな色でつなげることができます。

ただし、使用する列車の色はそろっていなければなりません。

3)乗車券を引く

乗車券を3枚引き、少なくとも1枚は手元に残します。手元に残さなかったものは乗車券の山札の一番下に入れます。

乗車券の目的地は自分がすでに敷いたレールで達成できたり、簡単に達成できるものもあるので追加でどんどん引いていくのも戦略の1つです。

ゲーム終了条件

いずれかのプレイヤの手持ち列車駒が2個以下になって手番が終了した後、各プレイヤーは手番を1回ずつ実施してゲームは終了となります。ですので、2個以下になったプレイヤーが一番最後にプレイしてゲームは終了です。

その後、目的地カードをオープンにし、達成状況の確認をしながら得点計算をします。

最長路線プレイヤーが誰なのかもわすれずに確認しましょう!

実際に遊んでみて

チケット・トゥ・ライドは初めに書いた通り拡張版がたくさん出ております。

拡張版は追加ルールもありますが、このアメリカは一番オーソドックスで分かりやすいゲームです。

他のプレイヤーに使いたい路線を奪われたりし思うようにほしい色の列車カードを引けなかったりするジレンマもありますが目的地に向かって列車をつなげたり、カラフルな色の列車を集めるのはとても楽しいゲームです。

ぜひほかの拡張も含めて遊んでみてはいかがでしょうか。

※ちなみにこちらはチケット・トゥ・ライドのヨーロッパ版です。

ヨーロッパはトンネル、フェリー、駅舎というシステムが追加されています。

こちらもまた機会があればレビューしていきます!