「犯人は踊る」をレビュー!8人まで遊べる簡単なカードゲーム!

短時間で、ルールが簡単、しかも正体隠匿感もある、ボードゲーム初心者にオススメなゲームが犯人は踊るです。

やることは手番に自分の手札を1枚出すだけ!

ババ抜きに近いゲームですが、ババ(犯人)があっちこっちに行くので、最後まで安心する暇なくゲームが楽しめます。

犯人は踊るのゲーム情報

プレイ人数 3~8人
プレイ時間 10分
ジャンル カードゲーム、正体隠匿、短時間
難易度 ★☆☆☆☆

犯人は踊るの説明

内容物

・ゲームカード:32枚

・説明書:1枚

勝利条件と概要

勝利条件

1)探偵カードで犯人を当てる(勝利:探偵、負け:犯人、たくらみを出した人)

2)いぬカードで犯人を当てる(勝利:いぬ、負け:犯人、たくらみを出した人)

3)犯人カードを出す(勝利:犯人、たくらみを出した人、負け:そのほかの人)

概要

毎ターン、手札のカードを1枚出し、そこに書かれた効果を適用します。

犯人カードは出すことはできません。最後の1枚になったときに犯人カードを出すことができれば犯人は勝ちです。

準備

人数によって必須カードが異なります。

必須カードを必要枚数抜き取り、その後余ったカードから指定枚数をランダムに入れてシャッフルします。

4人プレイの場合の例

必須カードと、その他11枚を合わせてシャッフルし、各プレイヤーに4枚ずつ配布します。

ルールと手番

手札に「第一発見者のカード」を持っているプレイヤーがカードを出しゲームを開始します。

出したプレイヤーはこの事件の概要を説明します。

「助けて!私の財布が盗まれたの!!」

「デスクトップ写真がいつも間にか変えられてたの!!」

などなど。一緒にゲームするメンバーでの共通の話題でお題を作ると面白いと思います。

その後は時計回りに手札のカードを1枚出してはその効果を適用する…という事を繰り返します。

目撃者:誰かの手札を見せてもらう

情報操作:全員左隣の人にカードを1枚渡す

取り引き:誰か一人と手札を1枚交換する

こんな感じにサクサクと進んでいきます。

全員が1枚カードを出すまでは、犯人を当てる「探偵カード」を使うことはできません。

探偵カードで犯人を当てる

自分のターンで探偵カードを出し、犯人を持っている人を当てることができたら勝ちになります。犯人カードを持っている人はうそをついてはいけません。

しかし、犯人がアリバイカードを持っていた場合、「自分は犯人じゃない」という事ができます。

犯人が躍る理由

情報操作、うわさ、取り引きのように、手札を交換するカードがたくさんあるため犯人カードを持っていたとしてもずっとそれを保持する事はなく、色々なプレイヤーに回っていくところがこのゲームの面白いところです。

実際に遊んでみて

短時間で遊ぶことができ、カードゲームなので持ち運びもしやすく、3~8人と遊ぶ人数の幅も広いと非常に良いゲームと思います!

また、カードの絵柄にも愛嬌があるのと1枚ずつ違う絵柄なのでそこも良いポイントです。

犯人カードで勝つ事ができるととても爽快です。犯人カードを持ちながら、探偵やいぬカードを消費したりするもよし、犯人カードを取り引きで誰かに渡し、探偵で当てるもよし、自分の想うとおりにゲームを進められると思わずニヤついてしまうそんなゲームです。