「キャット&チョコレート(ビジネス編)」をレビュー!王道の大喜利ゲーム!

キャット&チョコレートは様々な場面で起こるピンチな事態をどのように切り抜けるかを大喜利ゲームにしたものです。

今回紹介するのはビジネス編ですが、日常編、非日常編、学園編など様々あります。

キャット&チョコレートのゲーム情報

プレイ人数 3~6人
プレイ時間 30分~60分程度
ジャンル 大喜利
難易度 ★☆☆☆☆

キャット&チョコレートの説明!

内容物

・判定カード(OUT、SAFE):各6枚

・派閥カード(副社長、専務):各3枚

・イベントカード:32枚

・アイテムカード:40枚

勝利条件

獲得した点数が高いチームが勝利します。

準備

・派閥カードを各プレイヤーにランダムで配布します。これはゲーム終了時までオープンせずに裏向きに置いておきます。

派閥カードの使用枚数は人数によって異なります。

プレイヤー人数 副社長派カード 専務派カード
6人 3枚 3枚
5人 3枚 2枚
4人 2枚 2枚
3人 2枚 1枚

・OUT/SAFEカードを1枚ずつ配ります。

・アイテムカードを各プレイヤーに裏向きで3枚配布します。

・イベントカードをシャッフルし、「END」と書かれたカードを真ん中あたりに差し込みます。

(写真ではわかりやすいように表にしていますが、実際は裏向きで差し込みます。)

以上で準備は終了です。

ルール

手番プレイヤーのやること

最もワーカーホリックなプレイヤーが最初の手番になり、以降は時計回りに手番が移ります。

手番プレイヤーはイベントカードの山から1枚をオープンし、遭遇するアクシデントの内容を読み上げます。

「辞めた同僚の仕事を回された。過労で倒れそうだ。」

・・・これはピンチですね。

山札の次のカードの裏側に書かれた数字が今回使えるカードの枚数です。

このピンチを自分の手札2枚を使って切る抜ける・回避する方法を説明します。

今回は「錠剤」「契約書」を使って回避しようと思います。

「まず、どうしても倒れるわけにはいかないので超強力エナジーMAXの錠剤を多量に摂取します」

「気力が尽きる前に弊社ではない、そこらへんにる人間に手あたり次第無理やり契約書をかかせて採用して契約破棄できず逃げ出せない状況に追い込み仕事をさせます。」

「・・そして、その光景を見ながら私は倒れることで、仕事も円滑に回り、私は十分な休養を取ることが出来るでしょう」

 

・・・いかがでしょうか?

他のプレイヤーが行う事

親プレイヤーの説明が終わったら判定に入ります。

説明した方法で回避が可能と思えば「SAFE」不可能だと思えば「OUT」を全員で一斉に提示します。

1)成功した場合(SAFEの数>OUTの数)

イベントカードを獲得して自分の前に並べます。

その後オープンしたアイテムカードをすべて捨て札にして手札が3枚になるように補充します。

2)失敗した場合(OUTの数>SAFEの数)

イベントカードは捨て札にし、イベントカードの山札の横に積み上げます。

その後成功時と同様にオープンしたアイテムカードをすべて捨て札にして手札が3枚になるように補充します。

これをENDカードが出るまで行っていきます。

ゲームの終了

ENDカードが出た場合、その場でゲームは終了となります。各プレイヤーは派閥カードを一斉にオープンします。

プレイ人数が偶数の場合

イベントカードの獲得枚数の多かった派閥が勝利となります。

プレイ人数が奇数の場合

5人の場合:3人チーム側の一番獲得枚数が多いプレイヤーと一番少ないプレイヤーの合計が奇数チームの点数となります。

3人の場合:1人のプレイヤーの点数を倍にします。

いずれの人数においても人数が同じ場合は勝利を分かち合う(イーブン)となります。

実際に遊んでみて

イベントカードの状況に対して、手札のアイテムを指定の枚数で回避するというのは中々難しいです!

大喜利系ゲームは好き嫌いがあり、特にキャット&チョコレートはその中でも遊ぶ人を選ぶゲームかもしれません(考える時間が短く、面白く(こじつけでも回避できるように)考えなければならず、その結果を相手に評価されるので)。

好きな人・メンバーによってはとても盛り上がるゲームで、遊ぶメンバーで話せそうなシチュエーションのもの(学園編なのか、ビジネスなのか、等)を選ぶとよいと思います。

ちなみにビジネス編のイベントカードはこんな感じにあり

アイテムカードはこんな感じにあります。

さて、ではこの状況ではどう回避しますか?

「大切な商談とデートの日程が重なった」

「愛人」「カードキー」「FAX付複合機」のすべてを使用。

「食堂のメニューがまずい」

「仏像」「高い酒」「黒革の手帳」から1枚を使用。

ぜひ考えてみて下さい!