「insect inc.」をレビュー!新種の昆虫をいくつ見つけられるか?!

insect inc.は自然の中に擬態した昆虫を見つける脳トレ的なゲームです。

ストーリー

あなたは色彩豊かな観賞用の昆虫を開発している「insect inc.」の研究員です。

同僚の些細なミスで新種の昆虫が森林に逃げ出してしまいました。

まだ未発表の新種のため迅速に回収する必要があります。

しかし、昆虫を採取するときは十分に注意しましょう。昆虫を驚かせてしまうと自然の中に擬態してしまうからです。

あなたは無事に逃げ出した昆虫たちを回収することができるでしょうか。

些細なミス・・・同僚もドジっ子ですね。

逃げ出した新種の昆虫はたったの48種類です。(?!)

insect inc.のゲーム情報

プレイ人数 2~6人
プレイ時間 10~15分
ジャンル 反射神経、アクション、脳トレ
難易度 ★★☆☆☆

insect inc.の説明

内容物

・説明カード:5枚

・昆虫カード:48枚

・森林カード:48枚

昆虫&森林カードの説明

昆虫カード

このような左右対称の絵柄が書かれています。

心理テストで有名な「ロールシャッハテスト」に似たような絵柄ですね。

森林カード

・表面

・裏面

表面はカラフルな色であらわされていますが、裏面は黄色と緑のみの色であらわされています。

カードの表裏の見分けは、この描かれた色の部分と、カード自体(表面は少し茶色がかっている)で判断できます。

なんとなくわかると思いますが、森林の中から昆虫カードを見つけて、規定枚数以上取れたプレイヤーが勝利となります。

準備

・昆虫カードを裏向きにして24枚をゲームから取り除きます(今回は使いません)

・残りの24枚を裏向きの山にします。

・すべての森林カードをシャッフルして表向き(色がわかるように)昆虫カードの山札の周りに広げます。

・スタートプレイヤーを決めます。

これで準備はOKです!

ルール

ざっくりとした流れ

昆虫カードを表にする ➡ 探す ➡ 見つける ➡ 正解/不正解の判断 ➡ 手を付けた森林カードは裏向きにする ➡ 新たな昆虫カードを公開する … という事を繰り返していきます。

・スタートプレイヤーは昆虫カードの山札から1枚を表にします。

・表にされたらそのカードを森林カードの中から探します。(左右の2枚とも探します)

見つけたら素早くその2枚に手を置きます。

注意事項

この時、2枚の森林カードは「どちらも表」または「どちらも裏」でなければなりません!

いずれかのプレイヤーがカード2枚に手を置いたら即座にゲームを中断し、正解/不正解の確認をします。

正解だった場合

・表向きで見つける

・裏向きで見つける

昆虫カードを獲得し、スタートプレイヤーになります。正解した森林カードはその場で裏向きにします。

(山札から昆虫カードを1枚表にして再スタートです)

失敗だった場合

1回休み(他のプレイヤーが失敗/成功するまで)となります。

失敗した場合も、森林カードはその場で裏向きになります。

その後、スタートプレイヤーは変わらず、昆虫カードをもう1枚オープンし、ゲームを再スタートします。

(そのため、探す昆虫が増えます)

以下は失敗になります

・昆虫が書かれていない(間違った)カードを取ってしまった。

・1枚の森林カードの上にしか手を置かなかった。

・森林カードに描かれていた昆虫が右または左のいずれかのみだった

・表と裏の組み合わせだった。

(形は同じでも表/裏向きではだめです)

失敗/成功に関係なく、手をついた森林カードは昆虫を驚かせてしまうことで裏向きになります。

ですので、カードが表/表または裏/裏で集められないケースが出てきます!

以下の場合も新たな昆虫カードを1枚公開します。

・すべてのプレイヤーが公開中の昆虫を見つけられないと宣言した。

・森林カードの「表」と「裏」の組み合わせでした昆虫カードが完成しない状況になった。

ゲームの終了

以下の3条件のうち、いずれかが成立したらゲームは終了です。

・昆虫カードの山札が尽きた。

・森林カードがすべて裏向きになった。

・いずれかのプレイヤーの昆虫カードの獲得枚数が下記に到達した。

プレイ人数 2人 3~4人 5~6人
獲得枚数 9枚 7枚 5枚

実際に遊んでみて

同じ形を見つけるなんて簡単!と思いきやなかなか難しい!

しかも森林カードは正解不正解にかかわらず裏向きになるので、正しい組み合わせ(表/裏のいずれか)でできなくなっているケースが(特に後半は)発生します。

また、裏向きで探すという事が非常に難しい。色に頼って探していることがよくわかりました。笑

さらに、似たような形・色の組み合わせの昆虫がいるのでこれまた探しにくい!

丁度、ファイナルファンタジー7をホットに遊んでいたので、青と緑の昆虫は「ジェノバ」と勝手に命名していました。笑

ルールとしては簡単ですが、普段使わない脳みそを使っている感じがすごくあり頭の体操・脳トレにはとても良いゲームだと思います!