「エレメンタルトランクマン」をレビュー！精霊を振ってマナの力で宝箱を開けよう！

エレメンタルトランクマンは精霊コマを呼び寄せて宝箱の封印を解くボードゲームです。

ゲームとしては、コマ（精霊）を振って、コマが立った数だけ精霊力が手に入り、その精霊力を使って宝箱を開けていきます。

コンポーネントや箱が素敵だったのでついつい衝動買いしたものです！

エレメンタルトランクマンのゲーム情報

エレメンタルトランクマンの説明

内容物

・エレメンタルトランクマンコマ：4色各1個、マナマーカー：4色各11個、精霊コマ：43個、宝箱カード：23枚（Lv1：9枚、Lv2：9枚、Lv3：5枚）、サマリーカード：4枚、ボード（精霊界＆貢献点ボード）：1枚、トランクボード：4枚、チップ（Lv1：7枚、Lv2：6枚、Lv3：5枚）

準備

精霊界＆貢献点ボード

精霊コマ（炎、風、水、土）：各3個、精霊王（炎、風、水、土）：各2個、光：3個、時：2個、双子：2個をボード上に置きます。

宝箱カード

各レベルをシャッフルし遊ぶ人数に合わせて宝物カードを取ります。

残ったカードは今回のゲームでは使用しません。使用するものをすべて裏向きにして中央に並べます。

※写真は2人で遊んだ時の場合

チップ

裏向きにシャッフルし、各レベル毎に横に並べておきます。

各プレイヤーの準備

・各自色を決め、その色のエレメンタルトランクマンコマ、ボード、マナマーカーを受け取る。

・炎、水、大地、風の精霊コマを1つずつ受け取る。

・エレメンタルトランクマンコマを精霊界＆貢献点ボードの20/0の配置する。

※上の写真だと精霊コマを8個持っていますが、実際は4個になります！

宝箱の開封

スタートプレイヤーを決め、1番最後の手番になるプレイヤーから順番に好きな宝箱カードを表にしていきます。

プレイ人数＋1枚の宝箱カードを表にしていきます。（2人プレイなら3枚、高校のプレイヤーが2枚宝箱を開ける）

ルール

以下の手順を順に行っていきます。

宝箱チェック

場に表になっている宝箱カードがプレイ人数＋1枚に満たない場合、好きな宝箱カード1枚を表にします。

宣言

「封印解除」（宝箱を開けるために精霊コマを転がす）

「召喚」（精霊コマを増やす・強化するために精霊を転がす）

のどちらを行うかを宣言します。

※流れ的には、序盤は召喚して後は封印解除かなと思います。

交信

自分の持っている精霊コマをダイスのようにふります。1ターンに2回振ることができ、2回目以降は任意のコマを選んで振れます。

コマが写真のように側面で立てばその色の精霊力を獲得することができます。

精霊王のコマは底の平面が下に立つことで2点分の精霊力を得ることができます。

また、ダイスを振った後に炎、風、水、土の名前の付いた精霊コマから任意の4つを脇によけることで好きな精霊力を1つ獲得します（コンビネーション）側面で立っている精霊コマをよけてもいいのですが、その場合はそのコマからの精霊力は得られません。

マナ配置

交信で得られた精霊力を使ってマナマーカーを配置します。

【封印解除】

場の表になっている宝物カードを1枚選び、マナマーカーを置きます。置くことができるのは、獲得した精霊力と同じ色（イラスト）の部分だけです。

例えばこの宝箱の場合、今まさにおこうとしている部分は青（水）の精霊力でしか置くことができません。

また、通常1つの宝箱にしかマナトークンを置けませんが、双子の精霊コマを持っている場合、2つの宝箱に置くことができます。

この宝箱は右下に「＋１」という部分があります。ここはコンビネーション（コマを4つよけて精霊力を得る方法）以外であれば乗せることができます。

ここに置いたプレイヤーは宝箱開錠時（ここの「＋ポイント」以外のところすべてにマナマーカーが置かれたとき）にそのプラス分の得点を得ます。

また、下に「Bounus:MVP+1」という記載があります。これはこのカード開錠時にマナマーカーを一番多く置いていたプレイヤーにはいるボーナス点です。

上の写真の場合、マナマーカーの置かれた個数（5個）＋「＋１」と「MVP+1」で計7点が入ります。

その後、開錠したプレイヤーはそのレベルのボーナスチップを1つ獲得します。これは裏向きでゲーム終了時に表にします。

計算終了後、マナマーカーを手元に戻します。

【召喚】

召喚-①　マナマーカーを置く

獲得した精霊力と同じイラストの部分にマナマーカーを置くことができます。すべての色が書かれている部分（右側の双子、時、光の精霊コマ）は好きな色の精霊力で大丈夫です。

召喚-②　精霊コマを獲得する

マナマーカーが置かれた部分の精霊コマを獲得します。（しなくてもよい。その場合マナマーカーはそのまま）

獲得した場合はマナマーカーを手元に戻します。

精霊コマは最大8個までしか持てません。以降は任意の精霊コマと交換をします。

また、一度に複数の精霊コマを獲得することができます。

終了条件・得点計算

いずれかのプレイヤーが20点を超えたとき、スタートプレイヤーの右隣の人まで手番をしてゲームは終了です。

獲得したボーナスチップを表にし、その点数を得点ボードに加算します。点数の多いプレイヤーが勝利です。

実際に遊んでみて

思ったより精霊コマは立ちます。なので、プレイ自体は意外とサクサクと進みます。

ただ、精霊王のコマが立ちにくい。3回やっても、1度くらいしかたちませんでした（お互い）

先行有利感はあり、光の精霊や双子を持っていると有利にゲームを進められる感じがします。通常のダイスではなく、側面等でコマが立つことで力を得るという部分は面白いと思いましたが、ちょっと運要素多めかな？と思ってしまいました。

もしかしたら2人プレイだったからかもしれません！3、4人でプレイしたらまた追記していこうと思います。