「HADARA~文明の興隆~」をレビュー!カードゲーム好きにはたまらないドラフトゲーム!

HADARAはドラフトシステム(カードを順番に取っていく)の文明発展ゲームです。

赤(軍事)、青(文化)、緑(食料)、黄(経済)、および様々な能力を持つ紫の文明の山札から2枚を引き、1枚を捨て、もう1枚を購入するか売却する・・・といった非常にシンプルなゲームです。

手番は全プレイヤーが同時に動く(異なる文明の山札からカードを選ぶ)ため、待ち時間が少なくサクサクできます。

カードの購入は「宝石の煌めき」のように、購入した色が多いほど安く購入ができるため、買い物が楽しいゲームです。個人的にここ最近プレイした中で一番好きなゲームです。

ハダラのゲーム情報

プレイ人数 2~5人
プレイ時間 30~60分程度
ジャンル ドラフト
難易度 ★★☆☆☆

ハダラの説明!

勝利条件

得点を多くとったプレイヤーが勝利します。

得点方法

最終得点は付属のシートに記載して計算します。

①軍事力による得点

②文化による得点

③銀のメダル(一つの色がどれだけ伸びたか)

④金のメダル(赤、青、緑、黄、紫のセットによる得点)

⑤取得したカードのもつ勝利点

⑥お金(5金で1勝利点)

この回はカードの引きが本当に強くて他の3人に大幅な点差をつけていました!

大体150~200点程度がアベレージかな?と思います。(多分バカ勝ちしたのですごく気に入っているのかも。笑)

ゲームの進め方

フェーズA

各ターンで同じ色のカードを2枚取ります。

そのうち1枚は場に戻し、1枚は買うか売るかをする。買った場合はそのカードの持つ効果であったりパラメータが上昇し、売った場合はその世代に応じたお金を得ることができます。

フェーズB

フェーズAで場に戻されたカードを1枚ずつとり、購入するか売るかを行います。

各フェーズ後の処理

・収入(黄のパラメータによってお金を得る)

・入植(赤のパラメータによって、軍事力によるボーナスタイルを貰う)

・彫像(青のパラメータによって、パラメータを上げたりする)

また、フェーズBの後は食料供給とメダルの購入を行います。

食料供給とメダルの購入

食料供給は場にあるカードの枚数と緑のパラメータを比較します。パラメータが高ければ問題ありませんが低い場合は差額分のカードを破棄します。

メダルの購入は3回あり、1世代(フェーズB終了すると世代が1つ変わり、3世代まで行う)ごとに価格が上昇していきます。

最終的な場はこんな感じになります

うえで書いたことのおさらいになりますが

①軍事力による得点

②文化による得点

③銀のメダル(一つの色がどれだけ伸びたか)

④金のメダル(赤、青、緑、黄、紫のセットによる得点)

⑤取得したカードのもつ勝利点

⑥お金(5金で1勝利点)

となります。

実際に遊んでみて

どのパラメータも重要ですが、紫のカードをいかにうまく使うかで点数が伸びます。

前半はお金が重要です。金メダル(全色セット)を狙うなら早めにメダルを買えるとかなり有利になります。

軍事力のタイルは強力ですが、得点には多少の運もあります。

世代が進むとカードも強力になり、コストもかかりますが、カードをたくさんそろえているとコストも安くなるので楽しくも悩ましいお買い物ができます。拡張コンテンツもゲームバランスを崩すようなものではなく楽しく遊べますのでぜひあった方がいいと思います!