「グッズメイカー」をレビュー!小箱で遊べる拡大生産!

グッズメイカーは拡大生産系のゲームになります。

要素は少なく、小箱で持ち運びも簡単、絵も可愛いと3拍子揃っているのにしっかりとした内容のゲームです。

2020年秋のゲムマにて購入いたしました!

拡大生産とは?
ゲームをしていく中で、最初は限られた行動しかできないのですが、だんだんと人や資源が増えていくことで行動の幅が広がりいろいろなことができるようになるゲームです。

グッズメイカーのゲーム情報

プレイ人数 2~4人
プレイ時間 30分程度
ジャンル 拡大生産
難易度 ★★★★☆

グッズメイカーの説明!

内容物

・説明書

・サマリー

・カード88枚

勝利条件

最も早く勝利点10点を獲得したプレイヤーが勝利です。

得点方法

・勝利点を含む建物カードを建てる。

(この建物の場合、「牛乳屋」の右にある「2」が勝利点です。)

・建物カードの効果で勝利点を獲得する。

(この建物の効果で「牛乳」を「1」勝利点に変換することができます。)

準備

場の準備

今回は3人プレイを想定して配置しています。

人数によってカードの準備枚数が異なります。

・中央の1、2と書かれたカードはすべて使います。シャッフルして5枚を表にします。

・一番上の建物カードは「基本建物」と呼ばれる建物カードをプレイ人数+1枚使用(残りは使用しない)します。

基本建物と、通常の建物で合計5枚になるように並べます。

左側が基本建物カードです。

カード裏面の配色で基本建物か通常建物かを判断できます。

一番下の基礎資源カードも人数に応じて枚数が異なります。

綿
4人 5 3 3 3 2
3人 4 3 2 2 1
2人 3 2 2 2 1

また、各プレイヤーに初期資金を配布します。

スタートプレイヤーが3金、次のプレイヤーが4金といった風に1金ずつ増えていきます。

ゲームの流れ

以下のアクションを実施します。

① 自分のアクション(手番でいずれかを1回)

・生産 : 基礎資源の獲得、または表向きのカードを1枚選び資源を払ってカードを獲得します。

・基礎資源は木、麦などのカードで、これを1枚獲得することができます。

・上記にある「炭」のカードは木が必要となっております。

木のカードを手札から場に戻すことで獲得することができます。

同様に小麦粉も麦のカードを場に戻すことで獲得できます。

・「パン」を手に入れる場合は炭と小麦粉を手札から捨てることで入手が可能です。この場合、場に戻すのではなく一次資源の横に捨て札として表向きでおきます。

・売買 : 手札の資源カードと同価値以下のカードを交換

例えば「パン」が手札にある場合

パンの価値は「11金」です。11金分の場のカード(複数枚)と交換することができます。

これは、逆に11金分の手札があれば生産ではなくパンを手に入れることも可能です。

売買は、手放すカードまたは入手するカードのいずれかが1枚でないといけません。

売買によって捨てたカードは生産の時と同じで基礎資源のや、捨て札に置きます。

② 小人のアクション

自分が建物のカードを所持している場合、毎ターン一つの建物につき1回使うことができます。

生産と同じで、持っている資源を別の資源に変換したり、資源を勝利点に変換したりすることができます。

この行動で使用した資源も捨て札へと置きます。

建物カードには小人のアクションがないものもあります。これは純粋に勝利点だけを取れる建物です。

これしかないので、本当にゲーム自体は単純です。

実際に遊んでみて

友人宅にて数回プレイ。

資源を回さないと効率が悪く、建物カードを持ってても肝心の必要資源がなかなか回ってこない(友人が保有している)などのジレンマがあり単純に見えて一筋縄ではいかないゲームです!

小箱で小さいながら、ゲームバランスが非常に良く、大体1手さくらいで勝つか負けるかといった感じになります。

一次資源→二次資源への変換だけでなく二次資源のコスト(お金)で一次資源に変換したり、小人を活用したりする事で手札がうまく回るんだと思います。まだ奥が深そうで、何回でも遊べるゲームです!