ガイスターをレビュー!「バカめ!それは赤いお化けだ!」戦略とブラフの2人用ボードゲーム!

ガイスターは6×6のマス上でお化けコマを動かし、相手のコマを取ったり、自分のコマを脱出させたりする2人用の戦略系のボードゲームです。

自分のコマを動かして相手のコマを取るというところを見ると将棋やチェスにも似ている部分が多いでが、ガイスターの場合はあえて自分のコマをとらせるというブラフ要素も存在します。

気軽にルールもシンプルで10~20分で遊べるので、個人的におすすめのボードゲームでもあります。

恋人や家族と楽しめる!2人用のおすすめボードゲームを紹介!

 

ガイスターのゲーム情報

プレイ人数 2人
プレイ時間 10~20分
ジャンル 心理戦、ブラフ
難易度 ★★☆☆☆

ガイスターの説明

内容物

ゲームボード

赤いお化けコマ:8

青いお化けコマ:8

ルールシート

準備

まず最初にお互いのプレイヤーは赤いお化けコマ4つと青いお化けコマ4つを受け取ります。

そして、自分の手前にある4×2マスの中(赤い枠の中)にそのお化けコマを自由に配置します。

この時、どこにどのお化けコマを置いたかは相手にバレないようにしましょう。

これで準備は完了です!

ルール

ルールはシンプルで、自分の手番になったらお化けコマをひとつ動かします。

お化けコマの動かし方

自分のお化けコマがいるマスには移動できない

お化けコマは1回の移動で上下左右のいづれかに1マス動かすことができます。

ナナメや自分のお化けコマがいる場所に動かすことはできません。

将棋やチェスのようにコマによって動きが違うということもないので子供でも簡単に覚えることができるもいいですね。

移動した先に相手のお化けコマがあれば、そのお化けコマをゲーム盤から取りのぞきゲームから除外します。

将棋のように自分のコマとして再利用はできません。

この時に取った相手のコマが「赤いお化けコマ」か「青いお化けコマ」を確認することができます。

ゲームの勝敗にかかわる大切なポイントなので必ずチェックしておきましょう!

 

お化けコマを1つ動かし終えたら自分の手番は終了し、相手の手番になります。

あとはお互いにこの動きを繰り返していくだけです。

勝敗条件

将棋やチェスの場合は相手の王将やキングをとれば勝ちですが、ガイスターに王様のようなコマは存在しません。

ガイスターの場合は以下の3つの勝利条件のうち、ひとつを達成できれば勝ちになります。

ガイスターの勝利条件

  • 相手の青いお化けコマを4個取る
  • 相手に自分の赤いお化けコマを4つ取らせる
  • 自分の青いお化けコマを相手側の矢印のマスまで移動させ、そこから外に出す

一番最後の「自分の青いお化けコマを相手側の矢印のマスまで移動させ、そこから外に出す」という勝利条件についてはひとつ注意点があります。

この状態ではまだ勝ちではありません

 

まず、ボードから脱出させるコマは赤いお化けコマではなく、青いお化けコマでなくてはダメだということ。

そしてもうひとつは矢印のマスに着いただけではまだ勝ちではないということです。

ボードの外まで移動させたら勝ちになります

矢印のマスに着いてから、さらにもう一手使って外に出したときに初めて勝ちになります。

あと、当たり前ですが自分の側の矢印のマスからも脱出はできないので気を付けましょう。

実際に遊んでみた感想

盤上でコマを動かすということでチェスや将棋に近いイメージがありましたがやってみると全然違うゲームです。

ガイスターの場合は自分のコマを相手に取らせても勝つことができるので、コマをたくさん取られて追い詰められているようで実は相手を追い詰めているという心理戦も発生します。

突き詰めると奥が深そうですが、ルール自体はシンプルなのでボードゲーム初心者同士が集まってもすぐに遊ぶことができるいいゲームです!