みんなでわいわいボードゲームを遊ぶのもいいけど、人数が集まらなかったり、たまには家族や恋人とまったり遊びたかったりすることってありませんか?
普段やっているボードゲームを2人でやろうとしても、みんなでやると面白くても2人で遊ぶとちょっと微妙だったり、そもそも2人ではできないボードゲームも多いです。
今回はそんな時におすすめの2人で遊べるおすすめのボードゲームを紹介します!
ガイスター
ガイスターはボード上に配置されたお化けコマをお互いに取り合う将棋みたいなゲームです。
将棋と違ってコマの動きはすべて一緒で「上下左右に1マス進める」というシンプルなものなので、初めての人でもすぐに遊ぶことができます。
お化けのコマには「赤いコマ」と「青いコマ」があり、相手にはどれが赤で、どれが青かわからないようになっています。
コマの色に関係なく、自分のコマの進む先に相手のコマがあればそのコマをとることができます。
将棋と違って、取った相手のコマはもう使いません。
この「コマを移動させて相手のコマをとる」という動きを繰り返して相手の赤いコマ4つをすべて取れば勝ちになります。
青いコマを4個、赤いコマを3個先に相手にとられたとしても、自分が相手の赤いコマを4個とってしまえば自分の勝ちです。
もしくは、自分の青いコマを相手の陣地側の矢印の部分まで進め、そこから脱出させても勝ちになります。
このような2種類の勝利条件があるので、意外に奥深い勝負を楽しむことができますよ!
DOMEMO(ドメモ)
DOMEMO(ドメモ)は数字が書かれた28枚のコマを使ったボードゲームです。
これは2用のゲームではありませんが、2人でも楽しく遊ぶことができます。
数字のコマは7が7枚、6が6枚、5が5枚…1が1枚、という感じで数字の数と同じ枚数のコマが入っています。
ルールはシンプルでコマを数字が自分に見えないように目の前に並べて、自分の持っているコマを当てていって先に全部当てたプレイヤーの勝利です。
2人で遊ぶ場合は、最初に7枚のコマが場にオープンされているので、場のコマと相手の持ち駒から自分の持っているコマを推理していきます。
持ち駒によってはかなりあっさり勝ったり負けたりすることがありますが、その分プレイ時間も短いので何回もサクサク遊ぶことができるのでおすすめです。
BlokusDUO(ブロックスデュオ)
ブロックスデュオは「同じ色のピース同士の角と角がつながるようボードのマスに置く」という行動をお互いがピースを置けなくなるまで続け、マス目を多く埋めたプレイヤーの勝ちというシンプルな陣取りゲームです。
元々は同じルールで4人で遊ぶ「ブロックス」というゲームがありましたが、それが2人用になったのがこのブロックスデュオです。
ルール自体はかなりシンプルで1分で覚えることができますが、ゲーム自体はかなり頭を使います。
2人用になったことで、4人で遊ぶ時に比べて運の要素が減り、より戦略性が増している気がします。
もうだめだ…と思っていた時に、ふと思わぬところに置ける場所を発見したときはなかなか爽快です!
バトルライン
バトルラインは「ライナー・クニツィア」という有名なボードゲームデザイナーが制作した2人用の対戦ゲームです。
ボードゲームが好きな人にとっては「モダンアート」「ラー」「ケルト」「ロストシティ」といったボードゲームを作った人ととしてもなじみ深いかもしれませんね。
簡単なルールを解説すると、真ん中に9つ並んだフラッグ(人型のコマ)を合計5個取るか、隣接した3つのフラッグを3つとったプレイヤーの勝利というゲームです。
フラッグの取り方としては、お互いのターンにフラッグの下にカードを1枚ずつ並べ、3枚の役をつくります。
カードは1~10の数字が書かれたカードが6色あり、役の種類は
- ウェッジ(3枚同じ色の連番)
- ファランクス(同じ数字3枚)
- バタリオン(同じ色3枚)
- スカーミッシャー(色違いの連番)
- ホスト(上記の条件を満たせなかった場合、いわゆるブタ)
という感じでポーカーみたいになっています。
上から順に強い役になっていて、強い役を作れたプレイヤーがその上のフラッグをとることができます。
この他に「戦術カード」というものもあり、役を無効にしたり、相手のカードを奪ったりなどいろいろな効果があります。
戦術カードを使うことで一気に逆転することもできるので最後までスリルある勝負を楽しむことが可能です。
これまでに紹介してきたゲームと違って「1分で覚えられる」というわけにはいきませんが、ルール自体はそんなに難しくありませんし、1回覚えてしまえばかなり面白いゲームですよ!
R-Rivals (アール ライバルズ)
「R-rivals(アールライバルズ)」はこちらも有名なボードゲームデザイナーである「カナイセイジ」さんがつくった2人対戦用のカードゲームです。
「カナイセイジ」さんは「ラブレター」というボードが有名ですね。
ラブレターもかなりおすすめのボードゲームですが、R-rivals(アールライバルズ)はそのラブレターの前身ともいえるゲームです。
ルールもシンプルで各自8枚ずつのカードの中から、1枚ずつカードを出して勝負をし、先に4勝した方が勝ちというものになっています。
基本的には数字の大きいカードを出したほうが勝ちなのですが「強制的に引き分けにする」効果をもったカードや「数字の強弱を入れ替える」カードなどがあるので、そういった効果を駆使して戦うので単調ではない心理戦を楽しむことができます。
特に一番特殊なのが「姫」のカードで、相手が「王子」のカードを出したときに姫のカードを出せばその時点で勝利することができます。
ここまで0勝3敗だとしても、その時点で勝ちになるので一発逆転のカードですね。
このR-rivals(アールライバルズ)とルールは全然違うのですが、気分的には「カイジ」の「Eカード」をやっている気分になります。
箱も小さく、トランプと同じ感覚で持ち歩けるのでちょっとした暇つぶし用に持っていくのにもおすすめのゲームです。
ゴジラバトル~怪獣カード対決!~
ゴジラバトルはゴジラをモチーフにした2人用のカードゲームです。
ゴジラ、モスラ、キングギドラ、メカゴジラの中から1匹を選んで対戦し、先に相手の体力を0にしたほうの勝ちです。
基本的にはじゃんけんゲームですが、カードによっては特別な効果があったり、逆転の必殺技があったりします。
詳しくは個別でもレビューしているのでそちらも見てみてください。
ゴジラをモチーフにしているのでゴジラ好きの人なんかとやるとかなり盛り上がります。
このゲームの元ネタとして「THE神」というものがあって、そちらもルールはほとんど同じですが、怪獣ではなく「イエス」「ブッダ」「関羽」「天照大神」「アヌビス」といった神様たちで戦うものになっています。
神様が好きな方はそちらの方もおすすめです。
まとめ
というわけで今回は2人で遊べるおすすめボードゲームを紹介してみました。
今まで2人用ボードゲーム興味がなかったという人もたまに遊んでみると意外に楽しかったりするのでぜひ遊んでみてください!