イミュニタス(Immunitas)は2019年秋のゲームマーケットにて販売されたボードゲームです。
なんと制作者は現役東大医学部生。
1日目では早々に売り切れてしまっていたのですが、2日目に友人のはりぼ氏に購入していただき手に入れることができました。
イミュニタスのゲーム情報
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 25~50分(最初の1回目は少し時間かかりそう) |
ジャンル | デッキ構築系 |
値段 | 3,500円 |
難易度 | ★★★☆☆ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
イミュニタスのおすすめポイント!
- 洗練されたコンポーネント
- 病原体や加護の種類によって毎回変わるゲーム性
- 難しい医学用語がちょっと身近に感じられる!
イミュニタスのルール説明!
イミュニタスはドミニオンと同じデッキ構築ゲームになります。
各コンポーネント。
事前準備
・各ボードを並べ、人数(2~4)に応じた菌数にポーンを置きます。
・各ボードの得点のゼロの部分にそれぞれの色のプレイヤーディスク(丸いの)を置きます。
・ウィルスZの盤のターン数部分ゼロの所ポーンを1体置きます。
・それぞれの山札となるカードを配り、シャッフルし4枚を手札にします。残りを個人の山札として裏向きに置きます。
・サプライには残りのカードを各人数に応じて並べます。
・細菌カードはシャフルし、菌に対して1枚ずつ、ウイルスに対して1枚をボードの左のカードを置ける部分に置きます。
・加護カードはシャッフルし2枚を引き、1枚を使用します。
細菌・ウイルスは上の図のように置きます。
効果は1つのカードの中に3種類あります。
これは、その段にポーンがいるときに発生する効果を表しています。
(だんだんと菌が増えていくにつれ辛い効果になってきます・・・。)
手番でできること
手番では上記の順に実施します。
各人の手番が終了後、菌・ウイルスの繁殖が行われ(増加数は人数・使用する細菌カードにより異なる)その後ターンを数えているポーンを一つとなり移動します。
終了・勝敗条件
【敗北】菌、ウイルスの繁殖が止められなかった場合(繁殖数は人数により異なる。ボードにも記載)
【勝利】①10ターン経過する ②菌・ウイルスをすべて殲滅する。
【得点計算】
・各ボードの一番得点を取っているプレイヤーは+3点
・各ボードにおいて菌・ウイルスが殲滅できていない場合と起点は半分切り上げになる
・手札・山札・捨て札に含まれる炎症の数×-2点になる。
これらの合計点数で順位付けをする
実際にゲームをして
3人プレイで1回(病原菌なし)、4人プレイで1回(病原菌なし)、2人プレイで1回(病原菌あり)で行いました。
デッキ構築系を知らない人からは少しやり方にわかりにくさを感じていましたが数ターンで慣れていました。
要素が絞られており、また菌の量によって効果の変わる病原菌と、その種類・加護の種類からたくさんの通りのゲームができるところがとても良いと思いましす。
樹状細胞からキラーT、ヘルパーTなどの強力カードを入手するのが良いと思いますが、私はそれをSARSに止められ大敗を期しました。
一部では菌を倒すために協力し、その最中に点数をこそこそ稼いでいくスタイルはとても面白いと思います!