「ジャイプル」をレビュー!ラクダが勝負のカギとなるマハラジャの商人ゲーム。

ジャイプルはマハラジャの商人となって富を築くゲームです。

高価な貴金属から布・スパイスなど様々な商品を売り、相手よりもお金を稼ぎましょう!

ジャイプルのゲーム情報

プレイ人数 2人
プレイ時間 30分
ジャンル カードゲーム、手札管理
難易度 ★★☆☆☆

ジャイプルの説明

内容物

品物カード:55枚

(左上から、ダイヤモンド:6枚、金:6枚、銀:6枚、布:8枚、スパイス:8枚、皮:10枚、ラクダ:11枚)

各品物トークン:38枚(ラクダ分と各品物カード数から1を引いた数がある)

ボーナストークンとラクダトークン

ボーナストークンの得点

売った品物カードの枚数にってもらえるボーナストークンが変わります!

3枚:1~3点

4枚:4~6点

5枚:8~11点

優秀の証:3枚(ラウンドでどちらが勝ったかを表す)

準備

場のセッティング

こんな形で準備をします。

・各品物トークンを横一列に並べます。その際に数字は大きい方から小さい方になるよう並べます。

(早く品物と交換した方が高い得点が手に入るシステムです!)

・ボーナストークン、優秀の証、ラクダトークンは手の届く範囲に置いておきます。

・ラクダを中央に3枚並べます。

・その後山札を切り、上から2枚をめくりラクダの横に置きます。(ここが市場)

・各プレイヤーに5枚ずつ配ります。

手札のセッティング

5枚引いた手札から、好きな枚数のラクダを場(家畜)に出して構いません。

(0枚でもOKですし、5枚の手札が全てラクダでしたら5枚出してもOKです。)

ルール

手番で行うことは①カードを取るか、②カードを売却するのいずれかです。

カードを取る

場に出ているカードを取ります。取り方にはいくつかのルールがあります。

1)複数の品物を取る

これは物々交換です。

市場にあるほしいカードをすべて手札に加え、その後同じ枚数を市場に戻します。

市場に戻すのは手札のカードでも、場に出しているラクダのカードでもOKです。

ポイント

価値の低いカードやラクダと価値の高いものを交換するとよいでしょう!

2)品物を1つとる

市場のカードを1枚選び手札に加えます。

その後、山札からカードを1枚市場に追加します。

3)ラクダをすべて取る

市場にあるラクダのカードをすべて自分の家畜に置きます。

その後、市場が5枚になるように山札からカードを補充します。

家畜にラクダがたくさん増えると、欲しいカードが沢山出たときに交換しやすくなります!

注意事項

プレイヤーはの手札の上限(ターン終了時)は7枚です

カードを売却する

自分の手札から品物を1種類選び、好きな枚数を市場に売却することができます。

売却するたびに品物トークンを得ることができます。

例えばスパイスを3枚売却しようと思います。

スパイス3枚を捨て札置き場に置きます。

スパイスの品物トークンと、3枚以上売却したのでボーナスチップを貰います。

ポイント

・品物は早く売った方が高いポイントを貰うことができます。

・3枚以上売却した場合、その個数に応じたボーナスチップを貰うことができます!

ボーナスチップは右から順にとっていきます。布、スパイス、皮は最初に取った場合は4~5点と点数が高いですが、最後に取った場合1点しかもらえません。スパイスを3枚売却するにしても、一番最初なら5+3+3=11点貰えますが、最後の場合1+1+2=4点しかもらえません。

枚数を稼いで一気に売ることも大事ですが、売るタイミング(速さ)も重要です!

売却中の制限

ダイヤモンド、金、銀については最低でも2枚以上を同時に売却しなければなりません。

このルールは、残り品物が1個の場合にも適用されます

勝敗条件

ラウンドの終了(合計3ゲーム行います)

①品物トークンが3種類なくなる、②市場の空きスペースを埋める際に山札のカードがたりなくなる

以上のいずれかの状況になると即座にラウンドは終了となります。

得点計算

・自分の家畜にあるラクダの枚数が多いプレイヤーはラクダトークン(5ルピー)をもらいます。

・各プレイヤーは自分の受け取ったトークンを裏返し、点数を計算します。

・所持金額が多いプレイヤーが優秀の証を手に入れます。

(同点の場合はボーナストークンが多いプレイヤー)

以上で1ラウンドが終了し、3ラウンド行い2勝した方が勝ちです。

実際に遊んでみて

価値の高い品物だけを狙っているとなかなか枚数が来ず、価値の低いものでも一気に手に入れてボーナストークンを取ることで高得点を狙うことができます。

また、ラクダをどのタイミングで使うか、引き取るかも重要なポイントです。

ラクダの使い勝手はいいのですが、市場から引き取るとそれだけ相手に新しいカードを取らせるチャンスともなってしまいます。

タイミングを見計らって勝負をするのがよいでしょう!

2人用ゲームとして好きなゲームで何度も遊んでいます!