「コヨーテ」をレビュー!インディアンポーカー風チキンレース!

コヨーテは自分以外のプレイヤーの数字を見て、少なくとも何匹のコヨーテがいるかを予測するゲームです。

とても簡単なゲームで、人の反応を見ながら自分の数字を予測していく面白いゲームです。

コヨーテのゲーム情報

プレイ人数 2~10人
プレイ時間 ~20分程度
ジャンル チキンレース、心理戦
難易度 ★☆☆☆☆

コヨーテの説明!

内容物

・ライフカード:10枚(表が黄色、裏が赤)

・ナンバーカード:36枚

カードの裏側に、どのカードが何枚入っているかの記載があります。

(例えば20は1枚、15は2枚、10は3枚・・・といった感じです。)

カードの詳細

1)数字カード:コヨーテの数になります(20~-10)ちなみに0はおばけカード(実態はないから0)、マイナスは兵隊カード(コヨーテを撃退する)といいます。

2)夜カード(0の黒いカード):そのターンが終わったら今まで使ったカードをシャッフルして改めて山札を作ります。数字としては0です。

3)酋長カード(×2):すべての数字カードの数値を2倍にします。

4)キツネカード(MAX→0):この回の最大の数のコヨーテの数字カードを0にします。

5)ほらあなカード(?):計算の時にこのカードを持っていたプレイヤーはこのカードを捨て、山札の一番上のカードを引き、その数を加えます。

勝利条件

3回負けてしまうとゲームから脱落します。最後まで残っていたプレイヤーが勝ちです。

準備

カードをシャッフルし、裏向きで1枚ずつ各プレイヤーに配布します。

カードの数値を自分が見えないようにおでこにくっつけたらゲーム開始です。

ルール

スタートプレイヤーは全員の数字を見て、自分の数字を予測してコヨーテの数を宣言します。このとき0以下は宣言できません。

その後、時計回りに手番が進行します。手番でできるのは以下の2つです。

1)数字を上げる

前のプレイヤーの宣言した数字よりも大きい数字を宣言します。

2)「コヨーテ」という

前のプレイヤーが宣言した数字が、実際にこの場にいる数よりも大きいと思った場合宣言ができます。

誰かがコヨーテと宣言するまでは時計回りに手番が進行します。

コヨーテが宣言されたら

直前のプレイヤーが宣言された数字が当たっているかのチェックをします。

全員がカードをおでこから外し、数字の集計をします。基本の数字カードから集計し、最後に特殊なカード(酋長カード、ほらあなカードなど)を計算します。

・宣言された数が合計数をオーバーしていた場合

最後に数字を宣言したプレイヤーが負けです。ライフを1つ失います。

・宣言された数の合計数をオーバーしていなかった場合

「コヨーテ」といったプレイヤーの負けです。ライフを1つ失います。

ライフは黄色3回失ったら負けです。初期は全員黄色側、1回失うと赤に、もう1回失うとカードを捨て、カードがない状態でライフを失ったら負けです。

実際に遊んでみて

ゲームとしてはすごい簡単ですが、特殊なカードのせいで予測するのが難しいです。

誰が特殊なカードなのか、数字が突出しているのかは、周りのプレイヤーの目線でなんとなくわかったりするところが面白いです。

例えばですが、

このプレイヤーは20+自分の数字が見えています。

他のプレイヤーが明らかに小さい数字(~10くらい)までを宣言してこなかったら少なくとも自分はマイナスだったり特殊なカードではないかな?との予想がつきます。

ちなみにほかのプレイヤー目線では

このプレイヤーからの目線では合計値が16+自分の数字

このプレイヤーの目線からは11+自分の数字

このプレイヤーは16+自分の数字

といった感じです!