【2020年版】初心者におすすめのボードゲーム10選!

ボードゲームを初めて買うときの悩みとして「何を買ったらいいのかわからない」ということがあります。

僕自身も最初は適当に色々買ったもの、遊んでみたら微妙でほとんどやらなかった…なんてボードゲームが結構ありました。

そこで今回は僕が実際に買って遊んだボードゲームの中で初心者の人におすすめできるボードゲームを10個紹介したいと思います。

今回は初めてボードゲームを買う人向けということで以下の基準でゲームを選んでいます。

ボードゲームの選定基準
  • ルールがすぐに覚えられる
  • プレイ時間が短い(30分以内)
  • ボードゲームをやったことない人が盛り上がれる

なので、ボードゲーム名作と言えばカタンやカルカソンヌなどがあるのですが今回は入っていません。

僕が初めてカタンをやった時はルール把握からはじめて2~3時間くらいかかりましたからね…

経験者がいればいいですが、初心者同士でやる場合には意外にハードルが高いです。

ということで、今回はどちらかというと「ボードゲームをやったことがない人同士で集まっても楽しめるゲーム」を選んであります。

その中でも比較的人を選ばず、誰とやっても盛り上がったものをチョイスしたので僕の中での「最初にボードゲームを10個買うならこれらを買っておけばOK」という内容になっています。

 

もっと本格的なおすすめボードゲームが知りたいという方には、また別途まとめをつくる予定なので完成したらそちらも見てみてくださいね!

ラブレター

ラブレターは2~4人で遊べる対戦型のカードゲームです。

カードの効果などを使って相手を脱落させ、最後まで残ったプレイヤーの勝ちになります。

自分のターンにやることは2枚ある手札から1枚を選んで使うだけなのでルールも簡単!

1ゲーム大体5分かからずに終わるのでサクサクと遊ぶことができます。

カード運も重要になってくるので初心者、上級者関係なく対等に遊ぶことができるのもおすすめポイントです。

箱もコンパクトで持ち運びやすいので、持っていると旅行先や忘年会、ちょっとした集まりなど、色々なところで重宝しますよ!

黄金体験

黄金体験は3~6人で遊べるお題当てゲームです。

例えばお題が「自転車に乗った」だとすると、回答プレイヤーは他のプレイヤーに対して

「それをはじめて体験したのはいつですか?」

「誰と体験しましたか?」

などの質問をします。

 

他のプレイヤーその質問に対して

「幼稚園のころかなぁ」

「基本1人だけど、最初は親に手伝ってもらったかも…」

といった感じで答えてヒントを出します。

そのヒントをもとに回答者はお題を推理していきます。

少ない質問数で答えを当てるほど高得点になるので、正解を導き出せそうな質問を考えましょう!

 

ゲームの勝敗には関係ありませんが

「えっ、高校までそれやったことなかったの!?」

「ひとりでそれをやるのはすごいな!」

など、友達の意外な一面を知れたりするのも面白いゲームです!

インサイダーゲーム

インサイダーゲームは4~8人で遊べる正体隠匿ゲームです。

ちなみに正体隠匿ゲームというのは正体を隠している犯人や嘘つきを当てるゲームで、人狼ゲームなどが有名ですね。

 

このインサイダーゲームはそんな正体隠匿ゲームの中でもちょっと変わっていて、黄金体験のような「お題当て」要素があります。

ゲームの流れとしては

  1. マスターがお題を確認
  2. 他のプレイヤー(庶民)が質問をしてお題を当てる
  3. 庶民の中にお題を知っているインサイダー(内通者)がいて、正体がバレないように正解に近づくような質問をしていく
  4. お題を当てた後、質問内容などから推理してインサイダーを当てる
  5. 正体がバレなければインサイダーの勝ち

 

といった流れです。

ちなみにお題に正解できなかった場合は全員負けになるので、インサイダーは自分の正体がバレなければいいというわけではありません。

 

正体隠匿ゲームといえば人狼ゲームが有名ですが、1ゲームが長く、脱落者が出たり、トークが苦手だとゲームに参加できなかったりと実は初心者には厳しいゲームだったりします。

インサイダーゲームの場合は1ゲームが短く、脱落者もいないですし、難しい嘘をつく必要もないので初心者でも楽しむことが可能です。

そういった理由もあって、初心者で正体隠匿ゲームをやりたいという人には人狼よりもインサイダーゲームをおすすめします!

海底探検

海底探検は2~6人で遊べるチキンレース系のゲームです。

ジャンプで連載されている「僕たちは勉強ができない」でも登場して話題になりました。

スペシャルステッカー付きの海底探険×「ぼく勉」 スペシャルバージョンも発売されてます

奥に進むほどポイントの高いお宝をゲットすることができますが、欲張りすぎると空気タンクの空気がなくなって潜水艦に戻ることができずに今までゲットしたお宝も失ってしまいます。

海底探検の特徴は、空気が全プレイヤー共通というところです。

自分がもうちょっといけると思っても、他のプレイヤーが欲張りすぎると予想よりも早く空気がなくなるのでそこも考えて動かないといけません。

海底探検はゲームとして面白いのももちろんですが、「タイル」「人型コマ」「ダイス」を使うのですごいボードゲームをしている感があるのもおすすめのポイントです。

海底探検も箱がとてもコンパクトなので、気軽に色々なところに持ち運んでボードゲームっぽいボードゲームがしたいという人におすすめのボードゲームです!

こねこばくはつ

こねこばくはつは2~5人で遊べるロシアンルーレット的なボードゲームです。

一言でルールを解説するなら

山札から「こねこばくはつ」を引いたプレイヤーは死に、最後まで生き残ったプレイヤーの勝ち

といった感じです。

もちろんそれだけではただの運ゲーになってしまうので、こねこばくはつを回避するカードや相手をジャマするカードなど、特殊な効果を持ったカードがたくさん存在します。

箱にも「2分でわかるルール」と書いてある通り、ルールはシンプルなので初めての人でもすぐに遊ぶことができます。

 

ゲームには関係ありませんが、イラストやテキストもかなりシュールになっているのでそういったところでも面白いゲームです!

キャットアンドチョコレート

キャットアンドチョコレートはお題(トラブル)を手持ちのカードを上手く使って解決するというパーティーカードゲームです。

例えば

「ヨハネスブルグに転勤になりそう」

というお題だった場合に

母親

高級外車

というカードが手札にあったとします。

その場合

「お金持ちの母親高級外車を賄賂として送ってもらい、転勤を取り消してもらう」

といった感じですね。

過半数のプレイヤーが「それなら解決できそう」と判定してくれれば成功です。

ネタに走ったぶっ飛んだアイディアでも、周りが面白いと思ったり、納得さえすれば成功になるので大喜利系のゲームとも言えるかもしれませんね。

 

キャットアンドチョコレートには「日常編」「非日常編」「幽霊屋敷編」「ビジネス編」「冠婚葬祭編」「学園編」など色々な種類があるので、自分の中で一番盛り上がりそうなものを選ぶのがおすすめです。

ちなみに社会人同士で集まって「ビジネス編」をやった時は、社会人の闇がちらほらと見えてなかなか面白かったですよ笑

ドメモ

DOMEMO(ドメモ)は2~5人で遊べる、数字当てのボードゲームです。

箱の中には数字のコマが7が7枚、6が6枚、5が5枚…1が1枚、という感じで入っています。

ルールはシンプルで、各プレイヤーはコマを数字が自分に見えないように目の前に並べて、他のプレイヤーの手駒を見ながら自分の持っているコマを当てていきます。

それを繰り返していき、最初に全部当てたプレイヤーの勝利です。

補足

例えば相手の手持ちに「1」があった場合は、1は1枚しかないので絶対に自分は1を持っていません。

こんな感じで推理して自分の手持ちのコマを当てていきます。

このDOMEMOと次に紹介するブロックスは、脳トレ系のゲームということもあって普段全くゲームをやらないような友人にも好評でした!

ブロックス

ブロックスデュオは2~4人で遊べるテリトリー戦略ゲームです。

ルールは箱にも「1分で覚えられるルール!」と書いてある通りかなりシンプルで「同じ色のピース同士の角と角がつながるようボードのマスに置く」という行動を各プレイヤーがピースを置けなくなるまで続け、マス目を多く埋めたプレイヤーの勝ちとい陣取りゲームになっています。

終わった後は頭が疲れますが、思わずもう1回やりたくなるゲームです。

もう置けない…と思った時に意外な抜け道を発見できるとテンションがあがります!

 

ブロックスは2人でも遊べますが、2人でしか遊ばないという人は2人用のブロックスDUOというゲームもあるのでそちらがおすすめです!

エセ芸術家ニューヨークへ行く

エセ芸術家ニューヨークへ行くは5~10人で遊べるお絵かき系の正体隠匿ゲームです。

ルールを簡単に解説すると

  1. 出題者がお題を決める
  2. 他のプレイヤーはお題を確認する
  3. その中にひとりお題を知らないプレイヤー(エセ芸術家)がいる
  4. プレイヤーお題にそって絵を一筆書きで描いていく
  5. 他のプレイヤーもその絵に付け足す形で絵を描いていく
  6. 絵を描き終わった後にエセ芸術家を推理する

といった感じです。

エセ芸術家は、もし自分がエセ芸術家だとバレてしまってもお題を当てることができれば勝ちになります。

なので他のプレイヤーはお題を知ってはいますが露骨にわかりやすい絵を描くことはできません。

補足
例えばお題がサッカーだった場合、サッカーボールとゴールを描くとエセ芸術家にすぐにお題がバレてしまします。

エセ芸術家はエセ芸術家で、お題を知らないのに「このお題ならこれかな?」とか知ったかぶりをして描かなければいけないので大変です。

 

このゲームはゲーム自体も面白いですが、ゲーム後に

「え、これ木だったの?相合い傘かと思ったわ笑」

「この四角はなんだったんだよ笑」

とかワイワイ突っ込みあっている時の方が面白いんじゃないかと個人的には思っています笑

 

テレストレーション

テレストレーションは4~8人で遊べるお絵かき系の伝言ゲームです。

各プレイヤーはランダムでお題を決めて、横のプレイヤーがそのお題の絵を描く、その横のプレイヤーはその絵を見てお題を推理する、その横のプレイヤーはその推理されたお題を見て絵を描く、その横のプレイヤーはその絵を見てお題を推理する…

というのを繰り返して、最後までお題が伝わっているかを競うゲームです。

ルールだけ聞くと簡単そうですが、絵を描く時間が1分しかないので意外とちゃんと描き切ることができません。

 

ゲーム的に言うと最後までお題が伝わった方が得点が高いのですが、答え合わせの時に途中からよくわからないお題に変わっていく過程を見るときがこのゲームの一番の盛り上がりどころです笑

なので、絵心も必要なく誰でも遊ぶことができます。

全員がマンガ家で遊んだとしたら、淡々と正解を当てていくだけの微妙なゲームになりそうなので、むしろ絵心のない人間で集まった方が面白いまであると思います笑

僕が持っているボードゲームの中では今のところ誰とやってもどこでやっても一番盛り上がるゲームなので、漠然と何を買おうか迷っている人にはこのテレストレーションをおすすめします!

まとめ

というわけで初心者におすすめのボードゲーム10選でした。

「お前の持っているボードゲームを10個残して他全てを捨てろ」と言われたら、この10個を残す…というくらいお気に入りのボードゲーム達なので、まだ遊んだことがないという人はぜひ一度遊んでみてください!