「ナゲッツ」をレビュー!シンプル故に頭を使う陣取りゲーム!

ナゲッツは策で囲われたエリア内の数字の大きさを競って点数を稼ぐ陣取りゲームです。

自分のターンでできることはたった2つだけ!

柵を2つ置くか、数字のタイルを裏向きに置くか。

こんなに簡単なのに、心理(ブラフ)要素や計算・判断力が試されるとても面白いゲームです。

先日遊んだ時の記事はこちら!

自宅ボードゲーム会@20.08.01

ナゲッツのゲーム情報

プレイ人数 2~4人
プレイ時間 30分程度
ジャンル 陣取り、ブロック
難易度 ★★☆☆☆

ナゲッツの説明!

内容物

・ボード:1枚

・ナゲットマーカー:8個

・キャラチップ:4色各16枚

・柵:35本

勝利条件

ナゲットの合計点数が最も高い人が勝ちです。

準備

盤面に書かれている数字の上にナゲッツマーカーを置きます。

次に、人数に応じて各プレイヤーにキャラチップを配布します。

人数/チップ 1チップ 2チップ 3チップ 4チップ 5チップ
2人 11 2 1 1 1
3人 7 2 1 1 0
4人 5 1 1 1 0

上の写真は2人で遊ぶ時用の全キャラチップマーカーになります。(16枚)

上の表を参考に使わないチップは箱に戻します。

※ 写真にはついたてがありますが、これは付属品ではありません(なんとゲームを譲ってくれた友人の自作です!すごい!)

ルール

スタートプレヤーから時計回りでゲームは進行します。手番でできることは以下の2つのうち1つです。

空いている箇所に自分のチップを1枚置く

柵を2つ置く

たったこれだけになります。

では、どういう風に最終得点を計算するのでしょうか?

得点計算方法

得点計算はゲーム終了時に行います。

例えば写真のように柵で囲まれた状態でゲームが終わった場合、終了後にタイルを全て表にします。

左側のエリアでは、赤が合計4点、黄色も4点なので同点です。

この場合、このエリアのナゲッツの得点(5点+8点=13点)はそれぞれのプレイヤーが半分ずつ獲得します。(各6.5点)

3人で同点となった場合は3分割し、端数は切り捨てとなります。

右側エリアでは、赤が4点に対して黄色が2点なので赤が4点を獲得します。このように、囲まれたエリア内の点数を競うゲームとなります。

柵の置き方の注意

柵の置き方での注意点は1つだけで、4マス未満のエリアができてしまうような柵の置き方はできません!

例を挙げます。

これは、エリア内のマス数が6なので問題ありません。

しかし、ここでさらに柵を以下のようにつけてしまうと

「8」の数字のあるエリアが2マス(4マス未満)となってしまっているのでこれはNGとなります。

4人で遊ぶ時の注意

4人で遊ぶ場合はチーム戦となります。

対面のプレイヤーがチームとなりゲームをします。エリアでの点数計算はチームそれぞれが置いたチップを合算するのではなく、個人個人で計算して高かったプレイヤーのチームに点数が入る形となります。

ですので、チーム同士で同じエリアで高い数字のキャラチップを置くのは勿体ないです。そこはうまく仲間と(敵にばれないように)コミュニケーションを取りましょう。

実際に遊んでみて

前回は4人で遊びましたが、今回は2人で遊んでみました。

最終的な盤面はこんな感じです。

さて、数字をあけてみます。

ボクが19点に対して相手が29点と大差で負けました!!

一番左側の大きなエリア(6点と7点の計13点)を取られたのが一番の敗因です。。ここを同点に持っていけたら勝っていたんですが。。

ただ、個人的には2人で遊ぶよりも4人で遊んだ時の方が面白かったです。相手がどんな数字を置くのかだけでなく、仲間がどんな数字を置くのか、こちらの意図を汲み取って数字や柵を置いてくれるのか・・・等より駆け引きや読みあい要素が強い気がします。