最後の巫女は世界に散りばめられた穢れを浄化するゲームです。
祈祷をしたり社を建てたりして巫女の能力を上げ、穢れを体に取り込み浄化していきます。
まぁこの巫女さんが可愛い。
引用元:https://www.laughsketch.co.jp/miko
可愛さの反面、盤面は大きく個人ボードあり、要素たっぷりな120分級の重ゲーとなっています!
最後の巫女のゲーム情報
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 120分程度 |
ジャンル | エリアマジョリティ、リソースマネジメント |
難易度 | ★★★★☆ |
最後の巫女の説明!
勝利条件
・得点を多くとったプレイヤーが勝利します。
ゲーム終了条件
① 日数が経過する(5日)
② 盤面の穢れをすべて取りきる
③ レベル3のマスに分社が置かている。
得点方法
ざっくりと以下の方法で得点を得ることができます。
・祈祷や奉納(浄化した穢れを納める)で得点を得ることができます。
・キャラクターのレベル5の能力を開けることで勝利点を得ることができます。
・キャラクターごとの固有の能力で勝利点を得られます。
・分社を建立することでも点数を得られます。
・目的カードを達成することで勝利点を得られます。
ゲームの進め方
個人ボードの左下にある「移動」「建立」「加護」「祈祷」「奉納」から行動を選択して実行します。
上に書いてある数字が経過する時間です。例えば「移動」を選択し、1マス移動なら1時間、2マス移動なら2時間、4マス移動なら3時間・・・といった感じです。
EXというのは特別なカードを使うことによってできる行動です。
個人ボードの見方はこのような感じです。
① 能力を開放する(右半分のチップを開ける)
それに見合う祈祷のレベルが必要です。祈祷のレベル以下の能力しか開けることはできません。
② 個人能力
様々な能力があります。特に4段目の能力はキャラクターにより大きく異なり強力なものが多いです。
③ 穢れの取り込み
世界の散らばっている穢れを取り込みます。
移動の値を消費して取り込むことができ、1移動ポイントにつき1穢れです。紫の穢れは3移動ポイント消費します。
④ HP
このHP分までしか穢れを取り込むことはできません。たくさん穢れを取り込んで一気に浄化したい!紫の穢れが複数あるところを浄化したい!という場合は個人能力を開放しHPを増やす必要があります。
⑤ 穢れの浄化
穢れを浄化することで
1)穢れをまた取り込めるようになります。
2)個人能力を開放するときに、対応する色の浄化済みの穢れを使用する必要があります。
3)浄化した穢れを奉納することで勝利点を得られます。
⑥ 分社用のチップ
分社または本社(中央)にいないと加護・祈祷などの行動ができません。
また能力を開放した場合そこに乗っているチップがこの部分に移動されるのですが、ボードを見てわかる通り3つまでしか置けません。
ですので、このチップを分社として建てたり廃棄したりする必要があります。
憑依
個人の能力の一番右側、紫の加護のレベル1~3は開放することで憑依モードに突入します。
憑依中は「移動」「建立」「加護」「祈祷」「奉納」のすべての行動が1時間で実施できます。いわばフィーバーモードです。
紫の穢れをとるのが大変ですが、ここをうまく活用する必要はあります。
時間の経過
行動をするたびに共通ボードの左側の時間トラックに乗っている自分のコマを進めます。
全員が1周して0を通過(つまり1日が経過)すると世界に穢れが再度散りばめられます。分社がたっているところ、プレイヤーがいるところ以外に穢れが配置されます。
実際に遊んでみて
記載した内容がすべてではないのですが、簡単に書くとこんな感じです。
直感的に動かせる要素は比較的少なく、きちんと考えて行動しないと手詰まり・閉塞に陥ってしまう重量級ゲームです。
穢れを取り込みたい! → でもすでに穢れを取り込んでいるからHPが足りない! → 穢れを浄化したい! → でも浄化済みに穢れがたくさんあって浄化できない! → 浄化済みの穢れを使って能力を開放したい! → でも能力のチップをすでに3つ手持ちにあるから開放できない! → 仕方ないからチップを捨てるしかない! → でもそんなの時間ロスでしたくない!!
私も1回目のプレイは後半に大きなミスがあり盤面を荒らしてしまいました。そのリベンジで2人プレイで遊んだときはぼろ負けでした。笑
拡大生産のように気持ちよく動けるゲームかというとそうではないゲームですが、きちっと戦略・行動を考えて動かす必要のある重量ゲームです。
結構ルール誤認・忘れがちなことも多いので、説明書はしっかり読みましょう!