お絵かき系のボードゲームは、その名の通りみんなで絵を描いて遊ぶボードゲームのジャンルです。
ルールに関してはゲームによって様々ですが、絵が上手い必要はないですし、ルール上どう頑張ってもうまく描けないようになっているものあります。
なので「絵は苦手」という人も気にせずに楽しむことができますよ!
むしろ絵が下手な人間同士で集まって遊んだほうが、お互いで色々ツッコミあって盛り上がることもあるくらいです笑
今回はそんなお絵描き系のおすすめボードゲームを紹介していきます!
テレストレーション
テレストレーションはイラストを使った伝言ゲームです。
簡単なゲームの流れとしては
- Aさんがお題を見てイラストを描く
- BさんはAさんのイラストを見てお題を推測する
- CさんはBさんが推測したお題を見て、そのイラストを描く
- DさんはCさんのイラストを見てお題を推測する
- EさんはDさんが推測したお題を見てイラストを描く
- FさんはEさんのイラストを見てお題を推測する
といった感じで進んでいき、最後まで無事お題が伝わっていれば成功!というゲームです。
ルールは簡単ですが、絵を描くことのできる時間が1分と短いのと、お題も難しいものが多いので一筋縄ではいきません。
※最近第二版が発売されてお題については少し描きやすいものになったそうです
指揮者の指揮棒を描いたつもりが、なぜかライトセイバーだと思われてその後の絵が全て「スターウォーズ」になってしまったりなど全く想像していない方向に進むこともあります笑
最後までちゃんと伝わるともちろん気持ちいのですが、こんな感じでうまくいかなかったらそれはそれで面白いのもこのゲームのいいところです。
このゲームは僕が今まで遊んできたボードゲームの中でも、万人受けして一番盛り上がるゲームと言っても過言ではありません。
まだ遊んだことがない人は騙されたと思ってぜひ一度遊んでみてください。
みんなでぽんこつペイント
みんなでぽんこつペイントは絵を使ったお題当てゲームです。
出題者がお題のイラスト描いて、回答者がそれを当てるというのがざっくりとしたルールです。
1人が回答者、残りのプレイヤーが出題者になるのですが、みんなでぽんこつペイントでは基本的に「直線」と「正円」しか使うことができません。
さらに描いたイラストの画数が少ない人から優先的に回答者に出題することができます。
回答者が正解すると出題者にもポイントが入るので、少ない画数で書いた方がいいのですが、少なすぎると今度は難しすぎて回答者が正解できないというジレンマに陥ります。
いかに少ない画数で先手をとるか、画数が多くてもわかりやすい絵を描くか、といった駆け引きが面白いゲームです。
また、直線と〇だけで絵を描くことになるので絵のうまい下手といった差も少なくなるのもこのゲームのいいところです。
レビューも書いてます!
エセ芸術家ニューヨークへ行く
エセ芸術家ニューヨークへ行くは、イラストを使った正体隠匿系のボードゲームです。
正体隠匿ゲームというのは、プレイヤーの中に紛れた犯人などをを当てるといったようなゲームのことで、有名どころでは人狼などがあります。
このゲームは
- お題を出す人
- お題を知っている人
- お題を知らない人(エセ芸術家)
にわかれて行います。
まず、最初にお題を出す人がお題を決めます。
そして、他のプレイヤーはそのお題にそって絵を描いていきます(1回につき一筆書き1回)
ひとりあたり2週絵を描いて、最後にお題を知らない人(エセ芸術家)を当てるというゲームになります。
もちろん、お題を知っているプレイヤーはそのお題についてわかりやすいものを描いていけばいいのですが(野球ならバットなど)、エセ芸術家はお題を知らないので描きようがありません。
これだけ聞くと、簡単にエセ芸術家がわかってしまいそうですが実はそうはなりません。
エセ芸術家は自分が疑われたとしても、絵のお題を当てることができれば逆転勝利になります。
なので、お題が野球だとしてもバットやボール、ホームベースなどわかりやすいものばかり描いていたらエセ芸術家にすぐにお題がバレてしまいます。
そのため、お題を知らないとわからないけど、知っていたら察してくれるかもしれないという微妙なラインを責める必要があります。
ゲーム中の会話も「これはあれだよ、あの時にああする感じのやつ」といったすごいふわっとしたものになったり、1人以外はお題を知っているはずなのに描かれている絵が理解不能なものになったり、そういった雰囲気もなかなか面白いです笑
なにより、正体隠匿ゲームというのは正体がバレないように頭を使ってうまく嘘をついたりする必要があるのですが、これは頭の回転がよかったり、ゲームになれていないとなかなか難しいです。
その点、エセ芸術家ニューヨークへ行くは初めての人でも、そういった頭脳戦が苦手な人でも気軽に楽しめる正体隠匿ゲームになっているのでおすすめのげーむです。