「星を渡る」をレビュー!一筋縄ではいかない競りゲーム!

星を渡るは、オークション形式で星を取っていき、点数を競うゲームです。

ただ競りに勝つだけではだめで、うまい具合に負けて自分のプール(負けカードの数字)と競りで勝った星の点数とを合わせていく必要があります。

また、手に入れたカードについてはボーナスがあり、カラーボーナス(何色保有しているか)、北極星ボーナス、全天ボーナス、四季の三角形ボーナス、最長距離ボーナスなどがあり、何で得点を取るかがなかなか面白く難しいゲームです。

星を渡るのゲーム情報

プレイ人数 3~4人
プレイ時間 38分
ジャンル 競りゲーム
難易度 ★★★☆☆

星を渡るの説明

内容物

星カード:25枚、スターフィッシュ&コーヒーカード(SCカード):60枚、四季カード:4枚、等級カード:4枚、プレイヤーシート:4枚、5次元人トークン:4個

準備

・季節カードを春 → 冬の順に並べます。

・5次元トークンを0の位置に置きます。

・プレイヤーシートを各プレイヤーに配布します。

・SCカードは各色にわけて、プレイヤーに配布します。(3人の時は1色使用しません)

・スタートプレイヤーから順に等級カードを受け取ります。

ルール

準備フェイズ

山札からカードを引き、春→冬の下にカードを置いていきます。

冬は2枚カードを置きます。(3人の場合は秋にも2枚置く)

渡りフェイズ

手札から4枚のSCカードを選び、横一列におきます。

各カードはそれぞれ春→冬に出ている星カードに対応しており、それぞれの星に対して出したカードでオークションをしていきます。

中心にかかれた数字が大きい方がオークションで勝つことができます。

解決フェイズ

各季節ごとにオークション結果を見ていきます。

【競りに勝つ】

SCカードの中央の数値(この場合2)が一番大きいプレイヤーが、その季節のカードを取ります。拒否はできません。

数値が同じ場合は、等級が小さいプレイヤーがとります。取ったカードは自分のプレイヤーシートの星カードの横に並べていきます。

カードはゲームから除外(裏向きにして捨てる)します。

【競りに負ける】

負けた場合、出したSCカードは以下の3つの方法で対処します。

1)次の季節の競りに使う

数字が上乗せされるので、勝つ確率が上がります。

2)プールする

プレイヤーシートの左側にカードをプールします。

注意事項

オークションで採った星の数が多くても、ここにプールしているSCカードの点数が低い場合は点数が大幅に下がります!

プールしているSCカードの下の数字がオークションでとったカードの左上の数字と近いのが理想です

3)手札に戻す

手札に戻すことも可能です。これは必ずどこかで行う必要があります。

なぜならオークションする星カードの数に対してSCカードが少ないからです。4人プレイの場合、最低でも5回は手札に戻す必要があります。

等級変更フェイズ

各季節の競りが終わったら、プレイヤーシートの左側にプールした数字を確認します。

この合計した値の場所に、5次元トークンを移動させます。

その後、等級カードを5次元トークンの数値の順に再配布し、次のラウンドとなります。

同じ点数の場合は、そのラウンドでの等級が低いプレイヤーが低い数字を受け取ります。/box]

合計5ラウンドを行います。

勝敗条件

最終的な得点計算はちょっと複雑です。下記手番に沿って実施します。

獲得した星カードの並べ替え

上の写真のように、星カード左上の数字(ZSP)が小さい方から順に並べます。

数値の比較

星カード左上の数値(ZSP)とプールしたカードの数値を比較します。

プールしたカードで見る数値は一番下の数字の合計値です。

【プールしたカードの数値≧ZSP】

5次元トークンをZSPの値まで戻します。

【ZSP>プールしたカードの数値】

プールしたカードの数値がZSP以上になるまで、数字の大きいカードから順に裏返しにしていきます。

ボーナス得点の計算

1)カラーボーナス

3色:5P、4色:7P、5色:10P、6色:15Pを追加します。

2)全天ボーナス

全天21アイコンの量によりボーナス点を貰います。

1位:5P、2位:3P、3位:2P。ただしアイコンがない場合は得点は貰えません。

3)大三角ボーナス

所持数に関係なく季節ごと1つにつき5P獲得します。

4)北極星ボーナス

2個以上:5P、1個:2P獲得します。

5)最遠ボーナス

星カードの数字の一番大きいプレイヤーが3P獲得します。

実際に遊んでみて

なかなか難しい!

オークションで折角とったとしても、最後に除外されるカードは選ぶことはできず、数字の大きい(勝利点も大きいことが多い)カードから除外されてしまいます。

なのでどうやったら負けるべきオークションに負けて、勝つべきところで勝つのか、結構考えるゲームです!

最後に除外されたカードのせいでボーナスポイントが変わってくることもあります。

ちなみに、洋楽にちなんだゲームらしいですが、そこは全く分からなったのですみません。